先日anniversary updateの件について書きましたが、2ヶ月ほど遅れてwin10 homeもupdateが始まったようです。
proの時はwindowsの機能の追加で追加したものがリセットされる不具合がありました。
homeでもいろいろと不具合が起こっています。
例えば、cpuの使用量が上がってまともに操作できなくなったり、インターネットに接続できなくなったりといった事例を実際に見ました。
これらは、数日中にもう一度windows updateをして、自動で解消されたようです。
現在解消されているか不明な不具合は、pdfが印刷(または表示)できない不具合と共有フォルダの不具合です。
pdfの不具合は、IEとadobe readerの組み合わせで起こっているのを見ました。
対策としては、「IEをやめてEdgeで開く」、「adobe readerをやめてPDF Xchange viewerで開く」の2通りが簡単です。
Edgeで開けないサイトも少しは減ったと思いますので、既定のブラウザをEdgeにしてもいいかもしれませんね。
セキュリティ的にはEdgeの方が安全だという話ですので、私も先日から既定はEdgeにしておいて開けないサイトだけをIEで見るようにしています。
共有フォルダの不具合が少し面倒です。
複合機でscanしてPCに取り込む設定をしていることが多いのですが、大阪の中小企業限定かもしれませんが、PCにログインパスワードを設定されていないことがよくあります。
ログインパスワードを設定していないと、ログインはできるけど外部から共有フォルダにアクセスできません。
そのためにネットワークの詳細設定で、パスワード保護共有を無効に設定します。
今回のアップデートで、このパスワード保護共有が有効に戻ってしまうことが確認されています。
中には、もう一度無効にしてもできないPCもあるようです。
proの場合はローカルセキュリティポリシーから空のパスワードの設定を無効にしてやれば、パスワード保護共有が無効でも共有フォルダにアクセスできます。
しかし、homeの場合はローカルセキュリティポリシーを変更できませんので、この方法が使えません。
そのためにパスワードを設定する必要があります。
1つは通常使うアカウントにログインパスワードを設定する方法です。
これがシンプルでいいと思いますが、お客様にはどうしてもパスワードを入力することが面倒だと言う方もおられます。
その方には「control userpasswords2」でユーザーアカウントを開いて、パスワード無しで起動できるように設定を変更しますが、パスワードを忘れてしまうと大変なので紙に書いてディスプレイに貼ってもらったりします。
こうなってくると、何のためのパスワードか分かりませんよね(笑)
もう1つは共有用のユーザーを別に作って、そちらにパスワードを設定する方法です。
例えば、ユーザー名をscan、パスワードをscanにして、複合機からscanでログインする方法です。
しかしこちらの方法も万能ではありません。
windows10の不具合で、ユーザーの追加ができないことがあります。
追加はできるけど、ログインするときにエラーが発生します。
結局のところ、PCを仕事で使う、複数台使う可能性がある場合は、5000円か10000円くらい高くなっても、proを買った方がいいのかなというのが今日の結論です。
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