先日、訪問したお客様で実際にあった話です。
そのお客様は関西、関東、中部に本社、支店、工場があり、お互いにSOFTBANKの閉域網「ULTINA」というサービスでVPN接続していましたが、移転に伴いその閉域網からインターネットVPNへの変更を提案して、YAMAHAのRTX1210等を導入しました。
2日かかって作業をし、と言っても移動時間が大半ですけど、交通費、ルータ代などで費用が合計30数万円かかりました。
ちょっと高いと思う人もいらっしゃると思うのですが、問題はランニングコストです。
インターネットVPNは基本プロバイダ料金しかかからないので、3拠点あっても月額5000円もしません。
まあフレッツ光ネクストの回線は必要ですので、それを入れると2万円弱です。
ソフトバンクの閉域網の請求書を見てびっくりしました。
5万円弱です。
設置した当時は、今ほど回線速度が速くなかったのかもしれませんし、インターネットVPNが主流じゃなかったんでしょうね。
それにしても、月5万は高いなぁ~と感じます。
それとは別にフレッツ光ネクストも必要なので、結局65,000円です。
変更に30数万円かかりましたけど、半年から長くても1年あれば十分ペイできます。
気になる通信品質ですが、ほとんど影響しません。
ただ昼休みと夕方に一時的に速度が落ちるとおっしゃってました。
これは都市部ではその時間帯にインターネット全体の速度が落ちるので、我慢してもらうしかないですね。
IPSecで接続していますが、セキュリティ的にも問題なさそうです。
今、閉域網を使っておられる会社様は検討する価値はあります。
当社でも、ご相談に乗りますのでお気軽にご連絡ください。
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