これは先日お客さんと話してた時のことですが、
「自分のメールアドレスから迷惑メールが送られてくるけどなんで?」
と聞かれました。
送信メールアドレスを詐称していることと簡単な仕組みを説明しましたが、途中でふと思ったのは、私のメールアドレスにはそういったメールが送られてこないということです。
以前の会社でレンタルのメールサーバを使っていたときは、自分のメールアドレスからスパムメールが送られてくることがよくありましたし、とにかく迷惑メールがとても多かったと思います。
なぜ今のメールアドレスになってからスパムが減ったのかを調べてみると、理由はExchange Onlineにあることが分かりました。
Exchange Onlineでは、送信元を詐称したメールを通さない設定になっています。
Office365のSLA(サービスレベル保証)にもスパム検知率が載っているようです。
多くのスパムメールは送信アドレスを詐称しているので、Exchange Onlineを使っているとスパムメールが少ないというか、私のところにはスパムメールが来た記憶はありません。
送信メールアドレスを詐称して送ってくるメールは明らかに何らかの悪意を持って送られてきます。
ドメインなどで撥ねられないように同じメールアドレスにして送ってきてるので、通常の迷惑メール判定では判別しにくいのかもしれません。
スパムメールを送る側にとって、送信メールアドレスを詐称することは簡単です。
自分のメールアドレスから送られて来ればおかしいと思えますが、知り合いのメールアドレスや取引先のドメインで送られてくると信用して開いてしまうこともあると思います。
そして信用して添付ファイルを開いてマルウェアやウイルスに感染するということが非常に多いです。
今の時代もウイルス・マルウェアの入り口はメールが一番です。
メールには本当に気を付けてくださいね。
セキュリティ面から考えても、Exchange Onlineはお薦めできます。
コメントをお書きください