最近SharePointを使う機会が特に増えてきました。
使う回数が増えてくると面倒に感じることも増えてきます。
OneDriveはOneDrive for Businessの同期アプリを使ってパソコン内に同期フォルダを作成できます。
SharePointも同様に同期アプリを作成できるのですが、問題があります。
それはディスクの容量です。
私の経験上、個人PCのHDD使用量は100GB未満、10名くらいまでの中小企業のファイルサーバ使用量は200GB未満といった企業が大半です。
最近のノートPCは500GBくらいのHDDを載せていますので、個人ファイル、共有ファイルをHDD内に同期させても問題ありません。
しかしタブレットは別です。
タブレットはSSD容量120GBがほとんどで、大きくても240GBくらいまでです。
これでは同期させられません。
SSDに換装したPCなども同じでHDD容量が小さくなります。
このHDDの問題を解消するためにはSharePointはブラウザで使用するしかありません。
ブラウザで使用すればHDDの容量も関係ありません。
但し、面倒なことがあります。
例えばExcelファイルを開くと、まずExcel Onlineで開きます。
閲覧はできますが編集ができません。
そこで編集をクリックするとExcelで開くかExcel Onlineで開くか選ばないといけません。
Excelで開くとなるとExcelの認証を聞かれる場合があります。
アカウントを入力して、パスワードを入力して、やっと開けます。
これは非常に面倒です。
きょうこの解決法が分かりました。
サイトの設定から設定できます。
SharePointからチームサイトを開きます。
(SharePointの表示が以前はサイトだったのにSharePointに変わってます)
右上の歯車から「サイトの設定」を選択します。
次に「サイトコレクションの管理」の中の「サイトコレクションの機能」を開きます。
「既定でクライアント アプリケーションでドキュメントを開く」の右側の「アクティブ化」をクリックします。
右側に「アクティブ」の表示が追加されます。
これでOKです。
反映に少し時間(5~10分)がかかります。
次にExcelファイルを開くと自動的にクライアントのExcel2016で開くようになります。
Office365のサポートに問い合わせて教えてもらいました。
いつも的確に教えてくれるので助かってます。
OneDriveも同じようにクライアントのExcelで開く設定があります。
こちらはOneDriveを開き、左下の「従来のOneDriveに戻す」をクリックします。
「ライブラリ」タブの「ライブラリの設定」をクリックします。
*「参照」、「ファイル」、「ライブラリ」が表示されていない方は、右上の歯車からリボンをオンに変更してください。
「全般設定」の中の「詳細設定」をクリックします。
「ブラウザーで開くドキュメント」を「クライアント アプリケーションで開く」に変更します。
一番下まで行って「OK」をクリックします。
以上でOneDriveも直接Excelなどで開くようになります。
これでかなり使い勝手がよくなりました。
後は、同名ファイルをドラッグ&ドロップでアップロードするときに、エラーが出て上書きを選択しないといけないのですが、そのエラーが非常に分かりにくいのでその部分を修正してもらえたらなと思います。
1人社長など1人で使う人は、月々540円で合わせて2TB使えます。
たぶん最強に安いです。
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