今までNASの代わりにOneDriveを使うと安くて便利になりますということを書いてきましたが、その中で1つネックになっていたのがFAXのことでした。
数年前から受信したFAXをフォルダに保存したり、メールに添付して送信したりすることは当たり前になっています。
今まで私の知る限りではOneDriveに保存できませんでした。
厳密に言うとできないことはなかったのですが、フォルダに保存するためにはPCをつけっぱなしにしておかないといけなかったわけです。
近々販売される東芝テックのe-STUDIOシリーズは、スキャンしたデータや受信したFAXデータを直接OneDriveに保存できる機能がついています。
厳密にはその前の機種からできたらしいのですが、そのことをアピールしていなかったためか私は知りませんでした。
今回の東芝テックの複合機は封筒用の給紙カセットもありますので、封筒を100枚~程度まとめて印刷する会社さんには便利な機能です。
私の知る限り封筒用の給紙カセットは今までキヤノン製だけでした。
これがないと10~20枚ずつ手差しに封筒をセットしないといけなかったのですが、100枚以上入るので手間がなくなります。
1000枚単位で外注に出すほうが安いとは思いますが、季節ごとのメッセージや広告を入れることができるので、そんなメリットを感じる会社さんもありそうです。
他メーカーでは京セラの複合機は送信したFAXのデータを保存しておくことができます。
普通は受信したデータだけですので、面白い機能です。
コピー、プリント、FAX、スキャンの機能はすべてのメーカーにありますが、プラスアルファの部分でメーカーの特色が出ますね。
複合機はほとんど進化していない、だから買い替える必要はないと考えている人は多いでしょうし、以前と比べて耐久性も上がっているので無理して買い替える必要はないと思います。
しかし機械ですのでいつかは壊れますし、それ以前に音がうるさくなったり、紙詰まりなど不具合も多くなってくると買い替えざるを得ません。
その時にはなじみの業者だからという理由だけで選ぶのではなく、ちょっとした機能の違いに注目して選んでみてもいいと思います。
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