前回は一般的なメールの弱点についていろいろと書きました。
今回は独自ドメインなどについて書きます。
だんだんとOffice365から離れていってる気がしますが・・・
メールをするためにはメールアドレスが必要ですが、その前にインターネットに接続する必要があります。その時にインターネットプロバイダと契約をするわけですが、そこでメールアドレスを1つもらえます。
xxx@xxxx.ocn.ne.jpのような感じのプロバイダの名前が入ったメールアドレスです。
eo光やjcomの場合はプロバイダ契約が回線に含まれていますので意識して契約することはないですが、後ろにeonet.ne.jpなどがついたメールアドレスがもらえます。
これでEメールが使えます。
当社はASAHIネットとプロバイダ契約をしているので、asahinet.jpが後ろについたメールアドレスをもらっていますが、使うことはありません。
当社のメールアドレスは、xxx@smart-operations.co.jpです。
この@の後ろのsmart-operations.co.jpを独自ドメインと言います。
これは世界に1つだけのもので、早い者勝ちです。
当社の場合、smart-operations.comはもうどこかで登録されていたので使えませんでした。
ドメインオークションで売っていて、たまに案内が来ますが60万くらいするみたいです。
とてもじゃないけど買わないですよね。大企業なら買うんですかねぇ?
中小企業の場合、独自ドメインを使うところも増えてきましたが、まだまだプロバイダやyahooやgmailなどの無料のメールアドレスを使っている会社もよく目にします。
安いほうがいいと言われるとそれまでですが、感覚的に独自ドメインのほうがいいと思います。
例えるのは難しいですが、「靴を綺麗に磨いているか?」のような感じですかね。
ビジネスマンは靴を見ろ!のようなことを書いている本があったと思います。靴を見ればその人が仕事ができる人か分かるとか、付き合っていい人か分かるとかのあれです。
私はあまり靴は磨いてませんし、汚い靴の人と付き合わないこともありません。
しかし世の中にはそういう主義の人が一定数いるのは間違いないと思います。
名刺を交換してプロバイダのメールアドレスが載っていると、
「独自ドメイン取ってないんや、取ったらいいのにな」と思います。
だから取引しないとは全く思いませんが、中にはちょっと低く見る人もいると思います。
そうなんです、プロバイダのメールを使っているだけでちょっと低くみられることがあるんです。
むかつきませんか?
月に2000~3000円のことで、ちょっと低くみられるかもしれないんです。
(金額はドメインの維持費とメールサーバの費用です)
私は面倒なので毎日靴を磨くのは手間だと思ってやりませんが、月に2000~3000円くらいなら払ったほうがいいと思います。
でも中にはお金を払うくらいなら、そう思われてもいいという人もいらっしゃいます。
もったいないなぁ~と思いますが、人によって価値観が違うから面白いですね。
最後に「.co.jp」と「.jp」や「.com」、「.net」の違いです。
「.co.jp」は1つの登記された法人について1つしか登録できません。より信用度が高いと言えますが、維持費用も年間5000円~と高めになります。
「.jp」は日本国内の法人・個人ならいくつでも登録できます。こちらも費用は高めです。
「.com」、「.net」は登録に関して制限はほとんどありません。費用は1000円~と安く設定されています。
当社の場合は前述したとおり、「smart-operations.com」が無かったので必然的に「smart-operations.co.jp」にしました。費用も「.com」と比べると高いですが、そこまで高くありませんので、気にしませんでした。
今回は独自ドメインの話だけにしておいて、次回に独自ドメインを使って、office365のメールを最大限に利用する話をします。
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